読書感想文

その他

【感想】伊地知英信『外来種は悪じゃない ミドリガメのための弁明』

「外来生物は悪者で、在来生物は良い存在だという単純な考えにも疑問を抱く。」という著者が、自然保護に関する歴史や現在の実情、各国の政策などについて、外来生物の論点を中心に語っている本。より良い自然のあり方も考察する。
その他

【感想】斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』

翻訳者としても活躍する著者が、韓国における文学作品の紹介と共に、それと切り離して考えられない韓国の歴史について語る本。読めば韓国文学への理解が深まるだけではなく、歴史自体の学びやその大切さをも感じることができる。
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SNS投稿した読書感想文まとめ [2024年12月分]

Xに投稿した読書感想文をまとめた記事。今回紹介しているのは、『夜は短し歩けよ乙女』『はじめまして、ムンゲです。』『物語の役割』『涼宮ハルヒの劇場』『戦争語彙集』の5冊。
その他

【感想】稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』

若い世代を中心に、なぜ映画を倍速視聴する人が増えているのか?それで作品を味わったことになるのか?大学生をはじめ、編集者、脚本家などにも幅広く行われたインタビューを元に、倍速視聴の背景には何があるのかを考える本。
その他

【感想】小川洋子『物語の役割』

作家の小川洋子さんが、講演会などで語った物語に関する話をまとめた本。物語はどのように生まれるのか、小説家としてそれをどう表現していくのか、なぜ物語が重要なのか…読み終えた後、物語の綴られた作品を手に取りたくなる1冊。
小説

日常ミステリーの金字塔!「円紫さんと私シリーズ」あらすじと感想まとめ

日常の謎を扱う小説の先駆けになったとも言える作品『空飛ぶ馬』。これに端を発するシリーズが「円紫さんと私シリーズ」である。謎解きばかりではなく主人公の成長も楽しめる。令和の時代でも色褪せることのない不朽の名作。
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SNS投稿した読書感想文まとめ [2024年11月分]

Xに投稿した読書感想文をまとめた記事。今回紹介しているのは、『ゲームさんぽ 専門家と歩くゲームの世界』『秘密組織』『こちら、沖縄美ら海水族館動物健康管理室。』『生物はなぜ死ぬのか』の4冊。
小説

【感想】東野圭吾『白鳥とコウモリ』【後半ネタバレ注意】

2017年東京で、善良な弁護士の遺体が発見された。捜査中に一人の男が自供し、事件は解決したはずだった。しかし、それは真実なのか。1984年愛知の事件では何が起きたのか。現代の世相を反映する社会派ミステリー。
その他

【感想】いいだ、なむ『ゲームさんぽ 専門家と歩くゲームの世界』

各分野の専門家ゲストと共にゲーム世界を独自の視点から楽しむ、ゲーム実況シリーズ「ゲームさんぽ」。そのシリーズが始まった経緯からゲームで遊ぶことの意義まで深く語られる。ゲームについて多面的な角度から考える本。
ビジネス書

【感想】三宅香帆『「好き」を言語化する技術』

書評家として活躍するかたわらでアイドルや宝塚を推している著者が、推しに関する言語化で悩んでいる人に向けて書いた文章術の本。自分の素直な感情をオリジナリティのある感想に昇華させる工夫などについて、具体的に語られている。