読書感想文

その他

【感想】國分功一郎『暇と退屈の倫理学』

「暇のなかでいかに生きるべきか、退屈とどう向き合うべきか」という人生と密接に関わる問いに対して、様々な分野の情報を集めつつ考察を深めていく本。哲学の知識を持たなくても理解できるため、初めて読む哲学書としてもおすすめ。
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SNS投稿した読書感想文まとめ [2025年02月分]

Xに投稿した読書感想文をまとめた記事。今回紹介しているのは、『乱鴉の島』『13歳からのアート思考』『シーザー・ミランの犬と幸せに暮らす方法55』『桃を煮るひと』『伝わるちから』の5冊。
エッセイ

【感想】松浦弥太郎『伝わるちから』

日常の様々な場面で見つけた気づきが読者に伝わるように、ちょっとしたエピソードと共に綴られているエッセイ集。著者の考える「素敵な人」でいるためにはどうすれば良いのか?穏やかな文章の中には、そんなヒントも詰まっている。
その他

【感想】末永幸歩『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』

美術教師の著者が、アートの楽しみ方だけではなくアート思考の持ち方まで教えてくれる本。20世紀アートの鑑賞を通じて、自分のものの見方を持つにはどうすれば良いのか考える。子供も大人も、読むと美術の面白さが体験ができる。
エッセイ

【感想】土門蘭『死ぬまで生きる日記』

10歳の頃から「死にたい」と願う気持ちを抱えて生きてきた著者。なぜそう願ってしまうのか、その願いをなくすことはできないのか。カウンセラーと対話しながら、自分と本音で向き合い続けた2年間の記録エッセイ。
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SNS投稿した読書感想文まとめ [2025年01月分]

Xに投稿した読書感想文をまとめた記事。今回紹介しているのは、『死ぬまで生きる日記』『映画を早送りで観る人たち』『韓国文学の中心にあるもの』『捜査線上の夕映え』の4冊。
その他

【感想】伊地知英信『外来種は悪じゃない ミドリガメのための弁明』

「外来生物は悪者で、在来生物は良い存在だという単純な考えにも疑問を抱く。」という著者が、自然保護に関する歴史や現在の実情、各国の政策などについて、外来生物の論点を中心に語っている本。より良い自然のあり方も考察する。
その他

【感想】斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』

翻訳者としても活躍する著者が、韓国における文学作品の紹介と共に、それと切り離して考えられない韓国の歴史について語る本。読めば韓国文学への理解が深まるだけではなく、歴史自体の学びやその大切さをも感じることができる。
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SNS投稿した読書感想文まとめ [2024年12月分]

Xに投稿した読書感想文をまとめた記事。今回紹介しているのは、『夜は短し歩けよ乙女』『はじめまして、ムンゲです。』『物語の役割』『涼宮ハルヒの劇場』『戦争語彙集』の5冊。
その他

【感想】稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』

若い世代を中心に、なぜ映画を倍速視聴する人が増えているのか?それで作品を味わったことになるのか?大学生をはじめ、編集者、脚本家などにも幅広く行われたインタビューを元に、倍速視聴の背景には何があるのかを考える本。