読書感想文

その他

【感想】三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

本が読めなくて会社を辞めたという著者が、なぜ働いていると本を読む時間が取れないのかについて、労働史と読書史を振り返りながら考察する本。本を読むことは文化とも言い換えられるが、その文化と労働を両立させるための提言も。
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SNS投稿した読書感想文まとめ [2025年04月分]

Xに投稿した読書感想文をまとめた記事。今回紹介しているのは、『この世にたやすい仕事はない』『くらすたのしみ』『経営者の孤独。』『沈没船博士、海の底で歴史の謎を追う』の4冊。
その他

【感想】土門蘭『経営者の孤独。』

会社のトップに立つ経営者。その経営者にとっての孤独とは何かという問いを主軸にして、10人の経営者にインタビューした記事をまとめた本。インタビューを通じて著者が自身の孤独について考えていくエッセイ的な側面もある。
その他

【感想】山田圭一『フェイクニュースを哲学する』

インターネットの発達により大量の情報が流れ込んでくる現代において、一体何を信じるべきなのか、信じる基準はどこにあるのか。その問いについて、フェイクニュースや陰謀論、噂、専門家の発言などを題材にして考えていく哲学本。
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SNS投稿した読書感想文まとめ [2025年03月分]

Xに投稿した読書感想文をまとめた記事。今回紹介しているのは、『暇と退屈の倫理学』『濱地健三郎の呪える事件簿』『中国不動産バブル』『たべるたのしみ』の4冊。
小説

【感想】東野圭吾『架空犯』【後半ネタバレ注意】

住宅地で起きた火災の焼け跡から、夫婦の遺体が発見された。状況から殺人事件と判断され、捜査一課の五代は所轄の山尾と組んで捜査を開始する。都議会議員と元女優という夫婦に一体何があったのか。捜査は彼らの過去にまで及び…。
その他

【感想】國分功一郎『暇と退屈の倫理学』

「暇のなかでいかに生きるべきか、退屈とどう向き合うべきか」という人生と密接に関わる問いに対して、様々な分野の情報を集めつつ考察を深めていく本。哲学の知識を持たなくても理解できるため、初めて読む哲学書としてもおすすめ。
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SNS投稿した読書感想文まとめ [2025年02月分]

Xに投稿した読書感想文をまとめた記事。今回紹介しているのは、『乱鴉の島』『13歳からのアート思考』『シーザー・ミランの犬と幸せに暮らす方法55』『桃を煮るひと』『伝わるちから』の5冊。
エッセイ

【感想】松浦弥太郎『伝わるちから』

日常の様々な場面で見つけた気づきが読者に伝わるように、ちょっとしたエピソードと共に綴られているエッセイ集。著者の考える「素敵な人」でいるためにはどうすれば良いのか?穏やかな文章の中には、そんなヒントも詰まっている。
その他

【感想】末永幸歩『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』

美術教師の著者が、アートの楽しみ方だけではなくアート思考の持ち方まで教えてくれる本。20世紀アートの鑑賞を通じて、自分のものの見方を持つにはどうすれば良いのか考える。子供も大人も、読むと美術の面白さが体験ができる。