SNS投稿した読書感想文まとめ [2025年06月分]

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SNS投稿

投稿した感想とあらすじ

Xに投稿した読書感想文をまとめました。
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僕には鳥の言葉がわかる

 #エッセイ #生物

著者:鈴木俊貴
¥1,870 (2025/06/30 23:14時点 | Amazon調べ)

言葉を持つのは人間だけであり、鳥は感情で鳴いているとしか認識されていなかった「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明した研究者による科学エッセイ。

凄い研究内容の話のはずなのに、文章も内容も驚くほどわかりやすい。
そしてエッセイらしく寄り道話もあって、それがまた面白い。
雀・烏・鳩くらいしか意識していなかった私が、シジュウカラの鳴き声を耳で探すようになったほど。
– – – – –
かなり気が早いが、ブックサンタで寄付したいなと思う本だった。

https://x.com/momoji_212/status/1930263031449301253

いつかたこぶねになる日

 #エッセイ #漢詩

著者:小津夜景
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南フランスにくらす俳人のしなやかな言葉に導かれて、世界をより広く、眩しく感じることのできる一冊。杜甫、白居易、夏目漱石、徐志摩…古今東西の先人たちの言葉とわたしたちの日常がつながる31編。漢詩とエッセイ、ふたつの様式の響き合いが、いつもの風景にあざやかな色彩を与える、まったく新しい作品集。

日常の折々にぴったりな漢詩をさっと思い浮かべられるようになりたい。
そんな憧れを昔から密かに持っていた私には刺さった。
南仏の暮らしの中で漢詩のことを考えるという、
一見隔たりのある世界を合わせて見るのもなぜか心地良かった。
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文中で言及のあった前作も、またぜひ読んでみたい。

https://x.com/momoji_212/status/1932806759619699088

バッタを倒すぜ アフリカで

 #エッセイ #生物

著者:前野ウルド浩太郎
¥1,650 (2025/06/24 23:17時点 | Amazon調べ)

自分の婚活よりバッタの婚活!? 日本、モーリタニア、モロッコ、アメリカ、フランス――世界中を飛び回り、13年にわたり重ねてきたフィールドワークと実験は、食糧危機の原因となるバッタの大発生を防ぐ可能性を持っていた! 現実を舞台にした異世界転生ストーリー、ついにリブート!
新書大賞受賞、25万部突破の『バッタを倒しにアフリカへ』刊行から7年。画期的な研究内容がベールを脱ぐ。

間違えて1作目を飛ばしての読了。
難解なバッタの繁殖行動について語る「アカデミックな闘いの書」とあり、
608ページの分厚さも見て、読み切れるか不安に思ったが…杞憂に終わる。
本筋と寄り道の塩梅が絶妙ですいすい読めた。
– – – – –
1作目もちゃんと読んで印税に貢献しよう。

https://x.com/momoji_212/status/1937513845926560009

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