投稿した感想とあらすじ
Xに投稿した読書感想文をまとめました。
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四畳半神話大系
#小説

私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。できれば1回生に戻ってやり直したい! 4つの並行世界で繰り広げられる、おかしくもほろ苦い青春ストーリー。
10年以上ぶりに再読。
赤い糸というよりは黒い糸の話だった。
だからこそなのか、阿呆の成分が多めで面白い。
最後まで読んで、1話の小津は本当に良い奴だったのでは?と思えた。
今後の展開が気になるのはやっぱり代理代理戦争の2話だなあ。
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動物たちは何をしゃべっているのか?
#対談 #生物 #言語学

つい最近まで、動物には複雑な思考はないとされ、研究もほとんどされてこなかった。ところが近年、動物の認知やコミュニケーションに関する研究が進むと、驚くべきことが分かってきた。例えば、小鳥のシジュウカラは仲間にウソをついてエサを得るそうだ。ほかにも、サバンナモンキーは、見つけた天敵によって異なる鳴き声を発して警告を促すという。動物たちは何を考え、どんなおしゃべりをしているのか?
シジュウカラの言葉を解明した気鋭の研究者・鈴木俊貴と、ゴリラになりたくて群れの中で過ごした霊長類学者にして京大前総長の山極寿一が、最新の知見をこれでもかと語り合う。
話はヒトの言葉の起源、ヒトという生物の特徴、そして現代社会批評へと及ぶ。そして、その果てに見えた、ヒトの言語にしかない特徴は?
動物の言葉の話題から、言語学や現代社会の問題点といった話題にまで広がる対談。
動物目当てで読んだのだが、言葉に依存していく人間の話が特に面白かった。
依存が進めば、ルールに反していなければ何をしても許されるという道徳の危機が生じる…。はー。
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ナショナル・ストーリー・プロジェクト I
#エッセイ

「誰かがこの本を最初から最後まで読んで、一度も涙を流さず一度も声を上げて笑わないという事態は想像しがたい」。元はラジオ番組のためにオースターが全米から募り、精選した「普通の」人々の、ちょっと「普通でない」実話たち――。彼の小説のように不思議で、切なく、ときにほろっとさせられ、ときに笑いがこみ上げる。名作『トゥルー・ストーリーズ』と対になるべき180もの物語。
アメリカのラジオ番組に投稿された市民の物語集。
序盤はどういうこと?と困惑する話も多かったのだが、
慣れたせいか、途中からはテンポ良く読み進められた。
クリスマスをテーマにしたものが多いのが印象的だった。
– – – – –
一つ挙げるなら、『縞の万年筆』が色々な意味で心に響いた。
日本人との物語だったからというのももちろんあると思う。
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こうやって頭のなかを言語化する。
#実践

『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』の著者が1000人以上のメソッド体験者の生の声を活かしながら約1年という時間をかけて新しい言語化メソッドを開発!
それが本書の「言語化ノート術」である。そもそも言語化力は、だれにでも必ず身につけられる能力だ。
「言語化を習慣にすること」これができれば……だ。ただ、これが本当に難しい。そこで本書の「言語化ノート術」は、1日3分&3ステップで実践できる超シンプルな設計になっている。時間をかけずに無理なく続けられる。続けやすいから確実に成果が出る。とにかく5日間だけやってみてほしい。そのとき、あなたは確実に変わっている。
言語化に必要な聞く力と、言語化力を高めるためのノート術についてが主な内容。
実践本は何冊か読んできたが、このノート術は本当に簡単にできそうだと思った。
そう言いながらまだできていないので、そこは今後の自分に期待。
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