SNS投稿した読書感想文まとめ [2025年01月分]

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SNS投稿

投稿した感想とあらすじ

Xに投稿した読書感想文をまとめました。
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死ぬまで生きる日記

 #エッセイ

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日常生活はほとんど支障なく送れる。「楽しい」や「嬉しい」、「おもしろい」といった感情もちゃんと味わえる。それなのに、ほぼ毎日「死にたい」と思うのはなぜだろう? カウンセラーや周囲との対話を通して、ままならない自己を掘り進めた約2年間の記録。

私も抱えているものがいくつも言語化されていて、
同じようにカウンセリングを受けている気持ちになれた。
読み進めるほど前向きな変化が感じられるのも良い。
私からすると、生きることに真剣な姿勢が眩しかったです。

https://x.com/momoji_212/status/1875464548402274766

映画を早送りで観る人たち

 #新書

現代社会のパンドラの箱を開ける!
なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのか――。
なんのために? それで作品を味わったといえるのか?
著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、
やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという
事実に突き当たる。一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか?
いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか?
あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。

私は著者と同じような立ち位置なので面白く読めた。
ところで映画はまだ倍速でも視聴されているとして、それができない本ってどうなのかなと。
コスパタイパを考える層にはもう見向きもされない存在なのか?倍速視聴派の意見が気になる。

https://x.com/momoji_212/status/1876992926523252842

韓国文学の中心にあるもの

 #教養 #韓国

著:斎藤 真理子
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なぜ、韓国文学はこんなに面白いのか。なぜ『82年生まれ、キム・ジヨン』は、フェミニズムの教科書となったのか。世界の歴史が大きく変わっていく中で、新しい韓国文学がパワフルに描いているものはいったい何なのか。その根底にあるのはまだ終わっていない朝鮮戦争であり、またその戦争と日本は深くつながっている。ブームの牽引者でもある著者が、日本との関わりとともに、詳細に読み解き、その面白さ、魅力を凝縮する。

韓国文学のことを知りたくて読んでいたら、
「救いようのない死の蓄積の上に」ある歴史まで学べた。
そして何も知っていなかった自分に愕然とする。
17日には増補新版が出るので、今から読むならそちらが良いかも。

https://x.com/momoji_212/status/1879533632584638555

捜査線上の夕映え

 #小説 #ミステリー

著:有栖川 有栖
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大阪のマンションの一室で、元ホストの死体がスーツケースに押し込められた状態で発見された。
凶器や被疑者はすぐに見つかり、難なく解決するかに思われた事件は、鉄壁のアリバイと捜査を攪乱する“ジョーカー”によって不可能犯罪と化す。
火村とアリスの辿りついた真相が心震わす、シリーズ新境地の傑作長篇。

正直このシリーズは評価が甘くなる傾向にある。
ロジカルな展開を期待していたが、そうでなくても割と満足してしまうのだった。
2020年夏のまさにコロナ禍という時期のストーリー。
コロナ禍未経験の世代が読んだらどう思うのかは気になるところ。
– – – – –
あとがきには「初めて読む方にも…」とあったものの、
本作はやはりシリーズを追っている方が楽しめると思う。

https://x.com/momoji_212/status/1882795580805853342

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